シューマン インテルメッツォ「ウィーンの謝肉祭の道化」より

シューマン インテルメッツォ「ウィーンの謝肉祭の道化」Op.26より

Schumann, Robert(1810-1856)

Faschingsschwank aus Wien ‘Phantasiebilder’ Op.26 "Intermezzo"

1839年作「ウィーンの謝肉祭の道化」(全5曲)の第4曲。
シューマンがウィーン滞在中ちょうど謝肉祭が行われており、副題に「幻想的情景」とあることからも、仮装やカーニバルなどの賑やかなお祭りの様子を模写した描写音楽的な側面を持っています。

インテルメッツォとは間奏曲と訳されています。シューマンはロマン的で幻想的でいくらか沈みがちな曲にインテルメッツォと名付けているそうです。

この頃はクララとの結婚を反対されていて、手紙のやりとりもこっそりしていた頃です。ウィーンの賑やかなお祭りというよりは、クララへの想いなのかなと感じます。

このあたりの曲は、ピアニストのレパートリーであり、音大生とか音大を目指してる高校生が弾く曲で、テクニックも譜読みも、ペダルも難しいんですが、4ページと案外短くチャレンジされる方もいます。

男性ピアニストの弾く力強い演奏が昔は好きでしたが、今は女性が弾いている演奏の方が好きです。


楽譜はimslp

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