ドビュッシー レントより遅く
ドビュッシー レントより遅く
Claude Achille Debussy (1862-1918)
La Plus que lente
1910年(48才)の作品。「レントより遅く」と指定されていますが、単に遅いだけでなく、自由なテンポを持つワルツです。
この曲は、かわいらしいカフェの雰囲気ではなく、当時のパリのカフェ(タバコ、お酒、芸術家が集う場)の空気感を漂わせています。
長調なのか短調なのか判別しにくい響きを持ち、さらにメロディは同じでも伴奏の音が変えられており、譜読みが難しい作品です。
ピアノ独奏のほか、管弦楽やバイオリンの編曲も存在します。バイオリン編曲では、楽譜の調号が♯1つになっています!!
楽譜は 国際楽譜ライブラリープロジェクト La plus que lente の楽譜
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