演奏の仕事と、コードネーム
音大を卒業してから、教える仕事と並行して、演奏の仕事も続けてきました。
きっかけは学生時代にさかのぼります。すでに演奏の仕事をしていた先輩を紹介してもらい、その先輩を通じて音楽事務所とのつながりができました。
仕事の来どころは、音楽事務所からの依頼と、友人・知人を通じた口コミがほとんどです。ピアノは音楽事務所に所属すること自体が難しく、募集もほとんどない。口コミや紹介で成り立っている世界です。
音大ではクラシックを中心に、楽譜に忠実に弾くことを学んできました。ところが卒業後、世間では「ポップスも弾けて当然」という雰囲気に驚いたのを今でも覚えています。
20代前半はコードネームの勉強、楽譜通りに弾かない練習、そしてレパートリーを広げることに必死でした。
コードネームを知ると、世界が変わる
レッスンにポップスを持ってくる生徒さんは、みなさん楽譜に忠実に、あるいはYouTubeの演奏を丁寧にまねて弾いています。でも実は、プロはコードネームをもとに音を足したり省いたりしながら、弾きやすくアレンジしているんです。リズムも少し崩すことで、よりこなれた印象になります。
その場の雰囲気や流れに合わせて音やリズム変えていい。この即興的な面白さこそがポップスやジャズの生演奏の醍醐味なのですが、動画では伝わりにくいのがもどかしいところです。
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