ラブカは静かに弓を持つ 読了
安壇 美緒氏の「ラブカは静かに弓を持つ」読了。
2017年の音楽教室著作権裁判(音楽教室でレッスン中の講師の模範演奏が著作権料を支払うことになるかどうかの裁判)を元にしている小説。
実際にもジャスラックの社員が生徒として(確か実際はバイオリンだったかな)ヤマハに潜入していたとニュースになりました。スパイって?本当なの?ひどい話だなと思っていましたが、スパイする方の気持ちなんてその時は考えもしていなかったので、興味深く読めました。
教室の生徒仲間や先生との出会い、生活の中に音楽がある楽しさも描かれていて、特に大人になってから楽器を習うって、仕事だけの人生よりいいなと思える作品でした。
0コメント