シューマン こどものためのソナタ 第1番
Robert Schumann 1810-1856
3 Claviersonaten für die Jugend op.118
シューマンは、愛する娘たち――マリー、エリーゼ、そしてユーリエ――それぞれのために、1曲ずつソナタを作曲しました。
その中でもピアノ・ソナタ第1番は、三女ユーリエのために書かれた作品です。1853年、シューマンが43歳のときの作で、当時ユーリエはまだ8歳ほどでした。
けれども、このソナタは単なる子ども向けの練習曲ではありません。幼い娘に贈られたとは思えないほど、深い芸術性と詩情に満ちた作品で、シューマンの内面の優しさと音楽への情熱が静かに、そして力強く響いてきます。
大人のピアノ学習者にとっても非常に魅力的なレパートリーです。音楽の奥行きをじっくり味わいながら、自分なりの表現を探していく楽しさが詰まっています。
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