ベートーヴェン　ロンド 作品51-1

ベートーヴェン　ロンド 作品51-1

Ludwig van Beethoven (1770-1827)
Rondo Op.51

ベートーヴェンの《ロンド 作品51》は2曲から成り立っていますが、そのうち第1曲は『ソナチネアルバム 第1巻』にも収録されています。

この作品は、ベートーヴェンが26歳の頃に作曲したものです。当時の彼はウィーンの貴族のサロンで演奏したり、コンサートを開いたりと、演奏家・作曲家として名声を得ていました。難聴に悩まされ始めるのは20代後半からなので、この頃の彼は、野心と希望に満ちた青年だったのではないでしょうか。

ハ長調で書かれていますが、途中に転調もあり、ベートーヴェンらしい本格的な作品という印象を受けます。


楽譜は 国際楽譜ライブラリープロジェクト　ベートーヴェン ロンド 作品51の楽譜

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