ドビュッシー グラドゥス・アド・パルナッスム博士
グラドゥス・アド・パルナッスム博士「子供の領分」より
Claude Achille Debussy (1862-1918)
Children's Corner No.1 “Doctor Gradus ad Parnassum”
ドビュッシーは43歳にして始めて子供を授かりました。その喜びようは大変なもので、早速娘に6つの小品からなる「子供の領分」を捧げています。
1曲目『グラドゥス・アド・パルナッスム博士』
名前の由来はクレメンティの練習曲の名前から取っているそうです。
退屈な指の練習曲を皮肉っているとのこと。確かに、出だしこそ練習曲っぽい感じはしますが、途中からドビュッシーの世界が広がります。
おとなの生徒さんで弾きたいドビュッシーの曲といえば、「月の光」や「アラベスク」、「夢」、「亜麻色の髪の乙女」でしょうか。その次ぐらいに挑戦してみてもいいと思います。
楽譜は国際楽譜ライブラリープロジェクト ドビュッシー 子供の領分の楽譜
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